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BLOG

2022/02/11 10:38


【同じカモミールでも全然違う、ローマンカモミールとジャーマンカモミール】

今回、植物エキスとして販売できるようになったのは、ジャーマンカモミール。

以前販売を開始したのが、ローマンカモミール。

同じカモミールだけど、栽培も使用も全然違うんです。

ローマンカモミールは、多年草。

ジャーマンカモミールは、1年草。

なので、ジャーマンカモミールは毎年秋に植えつけをしています。

さらに、花をつけるのが早いのが、ジャーマンカモミール。

感覚的には、1か月くらい違います。

ジャーマンカモミールは、春になると上に上に立ち上がってきて、

たくさんの花を咲かせます。

ローマンカモミールは、初夏に横に横に這っていたのが、一斉に

花を持ち上げるように咲きます。


ハーブティーに適しているのは、ジャーマンカモミール。

ローマンカモミールは、苦くて飲めない(笑)

ジャーマンカモミールが香るのは、花だけ。

ローマンカモミールは、全草香ります。

なので、ジャーマンカモミールの植物エキスは、ローマンカモミールより、

高くなってしまうんです。

それにしても、ジャーマンカモミールの収穫時期は、まさに猫の手も借りたいほど(笑)

花だけを摘むので、たくさん手が欲しい(笑)

だけど、腰の高さまで懸命に伸びてきてくれるので、収穫は立ってできるからラクです。

ハーブの栽培は、しっかりと収穫できるまでいろいろあるパターンが多い中、

ジャーマンカモミールは、栽培を開始したころから、順調でした。

それぐらい、とても強いハーブです。

しかも時期には、一面白い小さな花を咲かせてくれるので、とても美しいです。


【真空低温蒸留法とは?】

そんなジャーマンカモミールを、真空低温蒸留法で抽出した植物エキスをお届けいたします。


40℃前後の低温で、植物エキスを抽出する「真空低温蒸留法」の技術は、


21世紀に入ってから日本で開発されました。

水や溶媒を一切加えずに抽出された植物エキスは、

植物由来の成分が100%で、香りも植物そのもの。

40℃前後の低温で抽出するため、熱に弱い精油成分を

自然に近い形で取り出すことが可能 です。

真空低温蒸留法が素晴らしいのは、ハーブを100%活用できることです。

水を媒介しないので、植物の中のエキスと固形分を分離することで、

エキスも固形分も100%活用することが可能なのです。

このエキス分だけをスプレーボトルにボトリングしお届けいたします。


【おすすめの使用方法】
おすすめの使用方法は、化粧水です。

100mlの植物エキスに、10ml以下のグリセリンを入れて化粧水として使用します。

おすすめは植物性のグリセリンです。

お肌の弱い方は、ご自分の肌に合うか、少量で試してから使用を開始されることをおすすめします。


【商品詳細】

学名:Matricaria chamomilla
抽出部位:花
採取地:鹿児島県鹿児島市岡之原町
抽出方法:真空低温蒸留法
種類別名称:化粧水
内容量:100g