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2022/02/16 21:30
【何度枯れても、あたり前のように毎年育てているレモンバーム】
レモンバームは、ハーブ農園をはじめた頃から育てているハーブの1つです。
育てはじめた頃、よく枯らしていたのですが、その原因は高温多湿。
レモンバームは、ある程度の日陰でも育つぐらい強いハーブなのですが、
強い日差しと多湿にとても弱い性質を持っています。
夏の強い日差しにあたると葉が焼けたように茶色くなり、
夏の多湿により溶けるようになくなってしまいます(笑)
なので、最近は植え付けの場所に気を使うことと、
日が当たるところならば、夏は日よけをするようにしています。
冬場は地上部が枯れなくなってしまいますが、春になるとしっかりと芽生えるので、
寒さにはとても強い性質を持っています。
【レモンバーム(メリッサ)の精油は高い?】
そんなレモンバームですが、なんでそこまで、何度枯れても育てているかというと、
レモンバームの精油は高いから(笑)
レモンバームの別名は「メリッサ」。
MARIKOさんが「メリッサの精油は高いから育てて!」って言うんです(笑)
精油が高いということは、採油率が悪いんだと思います。
採油率が高いレモングラスは、真空低温蒸留で少量を蒸留しても
採油できるくらいですから。
採油率が悪くて、高くなってしまうレモンバームを、
真空低温蒸留で抽出すると、精油は取れませんが、
精油成分が溶け込んだ植物エキスを抽出することができるのです。
これが、真空低温蒸留のメリットの一つ。
精油のように、香り成分が凝縮されたオイルではありませんが、
高い精油の植物でも、オイル分が溶け込んだ植物エキスが抽出できるのです。
しかも、水を媒介としないので、純粋な植物のエキス。
【真空低温蒸留法とは?】
そんなレモンバームを、真空低温蒸留法で抽出した植物エキスをお届けいたします。
40℃前後の低温で、植物エキスを抽出する「真空低温蒸留法」の技術は、
21世紀に入ってから日本で開発されました。
水や溶媒を一切加えずに抽出された植物エキスは、
植物由来の成分が100%で、香りも植物そのもの。
40℃前後の低温で抽出するため、熱に弱い精油成分を
自然に近い形で取り出すことが可能 です。
真空低温蒸留法が素晴らしいのは、ハーブを100%活用できることです。
水を媒介しないので、植物の中のエキスと固形分を分離することで、
エキスも固形分も100%活用することが可能なのです。
このエキス分だけをスプレーボトルにボトリングしお届けいたします。
【おすすめの使用方法】
おすすめの使用方法は、化粧水です。
100mlの植物エキスに、10ml以下のグリセリンを入れて化粧水として使用します。
おすすめは植物性のグリセリンです。
もちろん、他の植物エキスとブレンドして使用されるのもおすすめです。
お肌の弱い方は、ご自分の肌に合うか、少量で試してから使用を開始されることをおすすめします。
【商品詳細】
学名:Melissa officinalis
抽出部位:葉
採取地:鹿児島県鹿児島市岡之原町
抽出方法:真空低温蒸留法
種類別名称:化粧水
内容量:100g